トレードの始まりを規格化してみる

一時期、私はうねり取りを始めるに際して、最初の試し玉を1-1からスタートさせることをひたすらやっていたことがありました。

1-1とは、ここでは売り買い同数という意味で、1枚買いの1枚売りという意味ではありません。10-10で始めることもあれば、50-50で始めることもありました。ちなみに、50単位を超える成り売りを寄りでいれることはできません。そのとき、私は、最初の試し玉は基本的に朝の寄成でいれてました。

トレードを始めるとき、この先、自分が描いたようなシナリオで展開するのかどうかをみるために、最初に試し玉から私はいれるのですが、うねり取りを始めた頃、その試し玉をいれると、必ずといってよいほど、その玉が簡単に評価損になっていきます。ならば、買いの試し玉を自分がいれたいと思ったときは、売りの試し玉を建て、売りの試し玉を入れたいと思ったときは、買いの試し玉をいれればいいのですが、買いの試し玉をいれたいと思うときは、株価が安値圏にあるときなので、ここからさらにあっさり下がるのかと思うと、なかなか自分が入れたい玉の反対玉をいれることができず、ならば、1-1から始めてみればいいんじゃないかと思い、一時、1-1から始めることをひたすら繰り返していました。

1-1からトレードを始めると、その後、玉を追加するか、減らすかするまでは、手数料以上の損失が発生しませんので、1-1の状態で自分が思い描いたシナリオ通りの展開になっているのかをみながら、玉を動かしていくことができます。1-1からトレードを始めて、その後、どのようにトレードしていくかは、どのようなシナリオのもとで1-1を入れたかによって変わってきますので、それについては別の機会に書いてみようと思います。

この1-1からトレードを始めることを一時私はひたすらしていたのですが、それは、うねり取りに慣れないうちは、最初の試し玉を入れるのですら、今から始めるトレードが損失になったら、どうしようという恐怖感から、踏み出しの玉すら躊躇していれられないことが多々あったからです。

私がうねり取りを始めるときには、トレード練習をひたすら繰り返してある程度利益を出せるようにはなってはいましたが、トレード練習でのロットと、実際にうねり取りをするときのロットでは、その感覚がまったく異なります。どんなロットであろうと、プラス期待のトレードを心掛ければいいだけなのですが、そこはやはり私はただの人。ロットをあげてトレードすると、やはり練習通りにはなかなかいかないものです。トレード練習での最初の1枚目の玉が評価損になっても、たいした評価損ではないので、平然と平均値を有利にするために次の玉を追加することができましたが、うねり取りを始めるときにいれるロットは、その練習トレードのロットの10倍以上だったりするので、最初の玉が評価損になったとき、その評価損額も当然練習トレードの10倍以上になるわけです。しかも、うねり取りに出会う前に一度私はトレード恐怖症になった経験があり、それもあってなかなか実践トレードをすることに恐怖を感じていました。練習は本番のように、本番は練習のようにとは言いますが、分かっていることと、できることは違う、ほんと、そんな感じですね。そこで、踏み出しの玉を心理的にいれやすくするために、最初の試し玉で評価損益が発生しないように1-1でいれるということを、ひたすら繰り返していました。

このように、トレードの始まりを1-1に規格化してやると、その後の次の一手も、1-1の後、この動きになれば、次の一手はこうするというように、試し玉をいれたあとの次の一手も自然と決まってくることが多く、つまり、トレードの仕方が次第に規格化されてきます。そうなると、どんな動きをされても、こうすれば大丈夫というのが次第に分かってきますので、自信をもってトレードすることができるようになります。その自信が結果にもつながっていきます。

トレードをどのように始めるかでいつも迷いがあるならば、トレードの始め方を自分なりに決めておくと、迷いもなく自然体でトレードを始めることができるのではないでしょうか。その始め方は人それぞれだと思います。私の場合、1-1から始めてみましたが、人によっては、25日移動平均線の上に株価が乗ったので、買ってみるとか、その人なりの始め方があってよいと思います。自分にあった始め方を試行錯誤しながら開拓してみるとよいでしょう。