うねり取りが失敗するとき

うねり取りによるトレードは、どんな相場状況であっても、常に成功するかと言えば、そんなことはありません。当然、失敗に終わるときもあります。

うねり取りは株価の上げ下げ、すなわち、株価のうねりを利用して利益を出す手法なので、株価がうねらなくなったら、終わりです。

株価が下がっているところからの上げを取る場合、その前提としては今下がっているのだから、次は上がるという読みで買いを重ねて、その後の上げをとるわけですが、読み通り上がってくれなければ、当然のごとく、利益を出すことができません。下がったまま、長く横横をされたら、じっと上がるのを待つことになってしまいます。そうなると、資金の動きが止まってしまいますので、その場合、一度玉をすべて決済して、別の銘柄を手掛けるかしないと、利益が出せないまま数週間、数ヶ月、あるいは、数年過ぎることもありえます。

また、下がっているところで買い集め、その後の上げを取りに行ったとしても、思惑通り上がらずに、さらに下がり続けた場合、その下げが自分の想定外の下げであれば、即座に下げ方向への対処をしなければなりません。その対処方法にはいろいろあり、一度玉をすべて損切りする方法や、一度フルヘッジしてポジをフラットにしてからその後の動きをみて、次の手を考えるとか、あるいは、建玉操作をあれこれやって、最後はプラスで終わらせるとか、しのぐ手がいろいろあります。

読みと違った動きをされたとき、どう対処するかは、うねり取りを始めるときにあらかじめ考えておかなければなりません。建玉操作がうまくできないと思っているのであれば、想定外の動きをされたときは、最初は潔く損切りして一度決済してポジを落としてしまうのが簡単かもしれません。その際、どのくらいの損失になるか、うねり取りを始める前に計算しておき、その損失額(必要経費)に耐えられなければ、そのトレードをすべきではありません。最初に損失額が決まっていれば、何ら恐れることはありませんので、トレードを始める前に、想定外の動きをされたとき、どう終わらせるかは、しっかり考えてトレードを始めましょう。

トレードで利益を出し続けるためには、必要経費(損切り、ロスカット)がかかることもありますので、必要経費を払うことをためらわないで下さい。

商いをするためには、必要経費がかかるのは当たり前のことで、それはトレードにおいても同じです。